パグと暮らしていると、ふと「あと何年一緒にいられるんだろう」と考えることがあります。
フォーンのパグ2頭、ぶーたろう(6歳)とゆきち(4歳)と暮らしています。この記事では、パグの寿命の目安と、寿命に関わってくること、うちで毎日見ているところをまとめます。
先に書いておくと、寿命を延ばす特別な方法はありません。できるのは、パグが弱い部分を知って、早めに気づくことだけです。
パグの寿命はどれくらいか
一般に、パグの平均寿命は12〜15年とされています。小型犬としては標準的な数字です。
ただ、この数字はあくまで平均です。短頭種であることから来るリスクを抱えているぶん、個体差が出やすい犬種でもあります。
うちは6歳と4歳なので、人の年齢に置き換えると40代と30代あたりです。まだ元気ですが、そろそろ「若いから大丈夫」とは言えない時期に入ってきました。
寿命に関わってくる4つのこと
1. 呼吸
パグは鼻が短く、気道が狭い犬種です。ここが一番の弱点になります。
いびきや、寝ているときの荒い呼吸は「パグらしさ」として見過ごされがちですが、程度が変わってきたら気にしたほうがいい部分です。散歩のあとになかなか息が整わない、涼しいのにハアハアが止まらない、といった変化があれば受診の目安になります。
2. 体重
体重が増えると、狭い気道がさらに圧迫されます。関節にも負担がかかります。
パグにとって体重管理は、見た目の問題ではなく呼吸の問題です。うちのぶーたろうは食べ物への執着が強く、台所で袋の音がしただけで走ってきます。おやつの出し方には気をつけています。
量の決め方はパグの太り過ぎ対策に書きました。
3. 皮膚と目
命に直結するものではありませんが、繰り返しやすく、長く付き合うことになります。
うちは2頭でそれぞれ別のトラブルが出ました。ゆきちはしわの間の皮膚炎・しわ炎、ぶーたろうは目やにと充血です。同じ家で、同じフードを食べていても、出るものは違いました。
4. 暑さ
短頭種は、体温を下げるのが苦手です。熱中症は、その日のうちに命に関わることがあります。
うちは夏のエアコンを20度に設定しています。人には寒いくらいですが、2頭にはこれくらいがちょうどいいようです。設定の考え方は犬のエアコンの使い方にまとめました。
毎日見ているところ
特別なことはしていません。触るついでに見ています。
- 呼吸:寝ているときの音がいつもと違わないか
- しわの間:赤くなっていないか、においが変わっていないか
- 目:目やにの量と色、白目が赤くないか
- 便:形と回数
- 体重:抱いたときの感覚ではなく、月1回は計る
この中で一番当てにならないのが「抱いた感覚」です。毎日見ていると、少しずつの変化には気づけません。数字で見るのは体重だけで十分です。
動物病院との付き合い方
年1回の健康診断は受けておくと安心です。何もなければ「異常なし」で終わりますが、その「異常なし」が基準になります。
うちが実感したのは、迷った時間がもったいなかったということです。ゆきちの皮膚も、ぶーたろうの目も、しばらく様子を見てから連れて行きました。もっと早く行っていれば、と思っています。
お金のこと
うちの場合、ぶーたろうの目とゆきちの皮膚を合わせて、診察料と薬代で2万円弱でした。これは病院1回ぶんの金額です。
ペット保険には入っていなかったので、全額自己負担です。金額そのものより、「パグはこういうことが起きる犬種なんだ」と実感したのがこのときでした。
保険に入るかどうかは考え方次第だと思います。ただ、受診をためらう理由がお金になってしまうのが一番よくないとは思っています。
どんな病気が多いかはパグがかかりやすい病気にまとめています。
シニアに入ったら変えること
小型犬は7歳くらいからシニア期に入るとされます。うちのぶーたろうはもうすぐです。
- 散歩は距離より回数。一度に長く歩かせない
- 健康診断を年2回にする
- フードをシニア用に切り替えるか、量を見直す
- 段差を減らす。ソファの上り下りは関節に来る
- 寝床を柔らかいものに変える
急に全部変える必要はありません。歩く速さが落ちてきた、寝ている時間が増えた、といった変化が出てきてからで間に合います。
まとめ
- パグの平均寿命は12〜15年とされる。ただし個体差が大きい
- 寿命に関わるのは呼吸・体重・皮膚と目・暑さの4つ
- 体重管理は見た目ではなく呼吸の問題
- 毎日見るのは呼吸・しわ・目・便。体重だけは月1回計る
- 年1回の健康診断で「異常なし」の基準を作っておく
- 迷って様子を見る時間が一番もったいない
- シニア期に入ったら散歩は距離より回数に
気になる様子があるときは、早めに動物病院で診てもらってください。うちも、そうしておけばよかったと思っています。
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