ドッグフードは種類が多すぎて、店の棚の前で決められなくなります。値段も原材料もばらばらで、何を基準にすればいいのか分かりません。
フォーンのパグ2頭、ぶーたろう(6歳)とゆきち(4歳)と暮らしています。この記事では、パグにフードを選ぶときに見ている項目と、うちが今のフードに決めた理由を書きます。
先に書いておくと、「これを食べればパグが健康になる」というフードはありません。合う合わないは個体差が大きいので、この記事は「選ぶときに何を見るか」の話です。
うちが使っているフード
ウェルケアのパグ専用フードです。決め手は単純で、パグ専用と書いてあったからでした。
犬種別のフードは選択肢がそれほど多くありません。総合栄養食のなかから探していくと、比較する数がかなり減ります。迷う時間を減らせたというのが正直なところです。
2頭とも今のところ問題なく食べていて、便の状態も安定しています。ただ、これは「うちの2頭に合っている」という以上の意味はありません。
パグのフード選びで見ている4つのこと
1. 総合栄養食かどうか
まずここです。パッケージに「総合栄養食」と書かれているものは、そのフードと水だけで必要な栄養が摂れる設計になっています。
「一般食」「副食」「間食」と書かれているものは、それだけでは足りません。おかず扱いのものを主食にしていると栄養が偏ります。
この表示は袋の裏に小さく書かれていることが多いので、見落としやすいところです。
2. カロリー(体重管理のため)
パグは太りやすい犬種です。体重が増えると呼吸のしにくさに直結するので、ここは他の犬種以上に気にする必要があります。
見るのは100gあたりのカロリーです。だいたい350〜400kcalの製品が多く、これが高いほど少量で足ります。裏を返せば、同じ量をあげていると太ります。
フードを変えたときに「今までと同じ量」であげるのが一番危険です。カロリーが違えば必要な量も変わります。
量の決め方はパグの太り過ぎ対策に書きました。
3. 主原料に何が書いてあるか
原材料は使用量の多い順に書かれています。だから一番最初に書かれているものが、そのフードの中身です。
「チキン」「サーモン」のように動物性のたんぱく質が先頭に来ているものが基本です。とうもろこしや小麦が先頭に来ている場合は、かさ増しの割合が高いと考えられます。
「肉類」「動物性油脂」のように何の動物か書かれていない表記もあります。これが悪いと決めつけることはできませんが、何を食べているのか分からない状態にはなります。
4. 粒の大きさと形
意外と効いてくるのがここです。パグは鼻が短く、口の中も詰まっています。大きすぎる粒や厚みのある粒は食べにくく、丸のみしやすくなります。
小粒で、平べったい形のものが食べやすいとされます。犬種別フードはこのあたりが調整されているので、そこは楽です。
グレインフリーは必要か
「穀物不使用」をうたうフードがよく売られています。ただ、すべての犬に穀物が悪いわけではありません。
穀物アレルギーがある子には意味がありますが、そうでない子にとっては選ぶ理由になりません。アレルギーがあるかどうかは、見た目では分かりません。
皮膚をしきりに掻く、耳が赤い、便がゆるい日が続く。そういう様子があるときは、フードを自己判断で変える前に動物病院で相談してください。原因が食べ物ではないこともあります。
うちのゆきちは皮膚炎・しわ炎と診断されたことがありますが、これはフードではなくしわの間の問題でした。詳しくはパグのしわ掃除のやり方に書いています。
フードを切り替えるとき
いきなり全部を新しいフードにすると、お腹を壊すことがあります。1週間ほどかけて混ぜる割合を変えていくのが一般的なやり方です。
- 1〜2日目:新しいフード25%/今までのフード75%
- 3〜4日目:半分ずつ
- 5〜6日目:新しいフード75%
- 7日目以降:新しいフードだけ
この間、便の状態を見ておいてください。ゆるくなったら一段階戻します。急ぐ理由は特にありません。
保存のしかた
ドライフードは開封した時点から酸化が進みます。脂が酸化すると味が落ちて、食べなくなることがあります。
- 開封後は1か月をめどに使い切れる大きさを買う
- 袋の口を閉じて、密閉容器に入れる
- 直射日光と高温を避ける。夏場は特に
- 冷蔵庫は結露するので避ける
大袋のほうが割安ですが、食べきる前に酸化してしまっては意味がありません。うちは2頭いるので大袋でも回りますが、1頭なら小さめを選んだほうが確実です。
まとめ
- まず「総合栄養食」の表示を確認する
- 100gあたりのカロリーを見る。フードを変えたら量も見直す
- 原材料は多い順。先頭に何が来ているかを見る
- パグは口が詰まっているので、小粒で平たい形が食べやすい
- グレインフリーは、アレルギーがない子には選ぶ理由にならない
- 切り替えは1週間かけて、便を見ながら
- 開封後1か月で使い切れる量を買う
皮膚や便の不調が続くときは、フードを変える前に動物病院で相談してください。合うフードを探すより、原因を確かめるほうが早いことがあります。
うちで使っているフード
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