パグ用のドッグフードを探すと、選択肢が多すぎて決められません。犬種別もあれば、小型犬用もあり、グレインフリーもある。
フォーンのパグ2頭、ぶーたろう(6歳)とゆきち(4歳)と暮らしています。うちが使っているのはウェルケアのパグ専用フードです。
結論:迷ったら犬種別から
先に結論を書きます。
- とにかく迷いたくない → 犬種別(パグ専用)
- 太りやすいのが気になる → 体重管理タイプ
- 皮膚や便の調子がよくない → まず動物病院。そのうえでグレインフリーを検討
「これを食べればパグが健康になる」というフードはありません。合う合わないは個体差が大きく、同じ家の2頭でも違います。この記事は「どう絞るか」の話です。
比較表
| タイプ | 価格の目安 | 特徴 | 向いている子 |
|---|---|---|---|
| ウェルケア パグ専用 | 2.7kg 約1,600円 | 犬種別。粒がパグ向けに設計されている | 迷いたくない/初めて |
| ロイヤルカナン パグ | 1.5kg 約3,000円 | 犬種別。しわの多い顔でも食べやすい粒形 | 食べこぼしが多い子 |
| 体重管理タイプ | 1kg 約2,200円 | カロリーを抑えてある | すでに太り気味の子 |
| グレインフリー | 800g 約2,300円〜 | 穀物不使用 | 穀物アレルギーが分かっている子 |
価格は執筆時点のものです。内容量が違うので、100gあたりで比べてください。
1. ウェルケア パグ専用(うちが使っているもの)
決め手は単純で、パグ専用と書いてあったからでした。犬種別フードは選択肢がそれほど多くないので、比較する数がかなり減ります。迷う時間を減らせたというのが正直なところです。
2頭とも問題なく食べていて、便の状態も安定しています。ただ、これは「うちの2頭に合っている」という以上の意味はありません。
- 良い点:犬種別なので選ぶ手間が少ない。2.7kgと5.5kgがあり、頭数で選べる
- 気になる点:取扱店が限られる。近所のホームセンターにはありませんでした
2. ロイヤルカナン パグ 成犬〜高齢犬用
もうひとつの犬種別です。うちでは使っていませんが、パグ用フードを調べると必ず出てきます。
特徴は粒の形です。パグは鼻が短く、口の中が詰まっているので、粒が大きいと食べにくく、丸のみしやすくなります。この製品はそこを考えた形状になっています。
- 良い点:入手しやすい。取扱店が多い
- 気になる点:1.5kgで約3,000円と、100gあたりでは割高
3. 体重管理タイプ
すでに太り気味なら、犬種別より優先していいと思います。
パグにとって体重は見た目の問題ではなく、呼吸の問題です。体重が増えると狭い気道がさらに圧迫されます。うちのぶーたろうは食べ物への執着が強く、台所で袋の音がしただけで走ってくるので、量には気をつけています。
- 良い点:同じ量でカロリーを抑えられる。量を減らすより犬が不満を感じにくい
- 気になる点:これに変えただけでは減りません。散歩とおやつの見直しとセットです
量の決め方はパグの太り過ぎ対策に書きました。
4. グレインフリー
「穀物不使用」をうたうフードです。ただ、すべての犬に穀物が悪いわけではありません。
穀物アレルギーがある子には意味がありますが、そうでない子にとっては選ぶ理由になりません。しかも、アレルギーがあるかどうかは見た目では分かりません。
- 良い点:穀物アレルギーがある場合には有効
- 気になる点:価格が高い。アレルギーがない子には過剰
※うちで使っているのはウェルケアのパグ専用フードだけです。ほかは選ぶときの比較対象として挙げています。
もうひとつの選択肢:無添加・国産
ここまでの4つとは系統が違いますが、「人が食べられる食材だけで作る」とうたっている国産フードもあります。原材料の表示を見て選びたい人には候補になります。
うちでは使っていないので、使用感は書けません。ただ、この系統は市販のフードより価格が高くなりがちなので、いきなり大袋を買うより試せる形があるかどうかで判断するのが現実的です。リンク先の表記では、定期便の初回が1,980円・送料無料でした。
価格は執筆時点のものです。最新の条件はリンク先で確認してください。
選ぶときに見る4つのこと
1. 総合栄養食かどうか
パッケージに「総合栄養食」と書かれているものは、そのフードと水だけで必要な栄養が摂れる設計です。「一般食」「副食」「間食」はそれだけでは足りません。袋の裏に小さく書かれているので見落としやすい部分です。
2. 100gあたりのカロリー
だいたい350〜400kcalの製品が多く、これが高いほど少量で足ります。フードを変えたときに「今までと同じ量」であげるのが一番危険です。
3. 原材料の1番目
原材料は使用量の多い順に書かれています。「チキン」「サーモン」のように動物性たんぱく質が先頭なら基本形。とうもろこしや小麦が先頭なら、かさ増しの割合が高いと考えられます。
4. 粒の大きさと形
小粒で平べったい形が食べやすいとされます。犬種別フードはここが調整されているので楽です。
切り替えるときは1週間かけて
- 1〜2日目:新しいフード25%/今までのフード75%
- 3〜4日目:半分ずつ
- 5〜6日目:新しいフード75%
- 7日目以降:新しいフードだけ
この間、便の状態を見てください。ゆるくなったら一段階戻します。急ぐ理由はありません。
よくある質問
犬種別フードは本当に必要ですか
必須ではありません。総合栄養食で、粒が食べやすく、カロリーが合っていれば小型犬用でも問題ありません。犬種別の利点は「選択肢が減ること」です。
皮膚が荒れているのでフードを変えるべき?
変える前に動物病院で相談してください。原因が食べ物でなかった場合、変えたことで別の不調が出るだけです。それに、変えてしまうと「元のフードが原因だったか」も分からなくなります。
うちのゆきちは皮膚炎・しわ炎と診断されましたが、原因はフードではなくしわの間でした。詳しくはパグの体がかゆいときに書いています。
大袋のほうがお得ですか
単価は安くなりますが、開封後は酸化が進みます。1か月で使い切れる量を選んでください。うちは2頭いるので大袋でも回りますが、1頭なら小さめが確実です。
まとめ
- 迷ったら犬種別。選択肢が減るのが最大の利点
- 太り気味なら体重管理タイプを優先
- グレインフリーは、アレルギーが分かっている子だけ
- まず「総合栄養食」の表示を確認する
- フードを変えたら量も見直す。同じ量は危険
- 切り替えは1週間、便を見ながら
- 開封後1か月で使い切れる袋を選ぶ
皮膚や便の不調が続くときは、フードを変える前に動物病院で相談してください。合うフードを探すより、原因を確かめるほうが早いことがあります。
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