パグと寝ていると、日によって寝る場所が違うことに気づきます。体にくっついてくる日もあれば、足元で丸くなっている日もあります。
寝る位置の意味づけは、犬の行動として一般に言われていることの整理です。うちの話として書ける部分は、そう分かるように書いています。
この記事のポイント
- 密着する、離れる、足元にいる。どれも安心のサインとして説明される
- 夏に距離を取るのは暑さの問題で、信頼とは別
- いちばんのリスクは寝返りで下敷きにすること
- パグは気道が狭い。寝ているときの呼吸音を気にかける
- 寝具は洗えるものを選ぶ
- うちの2頭は毎晩どちらかが上になって重なって寝ている
うちの2頭の場合

うちは2頭が重なって寝ていることがよくあります。ぶーたろうがゆきちに体を預ける形で、ほぼ毎晩どちらかが上になっています。
昼間はプロレスごっこのように取っ組み合っているのに、寝るときは寄り添っています。多頭飼いをしていて意外だったのはこの点でした。
寝る位置でよく言われること
体に触れて寝る
飼い主の体に密着して寝るのは、安心している状態だと言われます。背中やお腹、脇腹にぴったり寄せてくる形です。
体温の関係もあります。寒い時期ほどくっついてくるのは、単純に暖かいからという面もあります。
体の上や胸の上に乗って寝る
飼い主がくつろいでいると、胸やお腹の上に乗ってくることがあります。より近くにいたいという気持ちの表れだと考えられています。
ただしパグの場合、体勢によっては呼吸が苦しくなることがあります。首が曲がった状態で長く寝ているようなら、そっと位置を直してあげたほうがいいと思います。
同じ布団で少し離れて寝る
そばにはいるけれど、くっつきはしない。これは安心しつつ、自分の快適さも保っている状態です。
夏は特にこの形が増えます。密着すると暑いからで、距離を取ったからといって信頼していないわけではありません。
足元で寝る
足元は、そばにいながら邪魔にならない位置でもあります。落ち着ける場所だと感じているからだと言われます。
入口の方を向いて寝ていることもあり、見張っているように見えることがあります。
背中を向けて寝る
こちらに背を向けて寝るのは、そばにいれば大丈夫だと感じているからだと言われます。無防備な姿勢なので、むしろ安心のサインとされています。
一緒に寝るときに気をつけること
下敷きにしないこと
いちばん現実的なリスクがこれです。寝返りで犬を圧迫してしまう事故は起こり得ます。とくに布団の中に入ってくる子は注意が要ります。
ベッドから落ちるのも、小型犬には負担になります。高さがある場合は、ステップを置くか、犬用の寝床を床に用意するほうが安全です。
呼吸の音を気にかける
パグは気道が狭い犬種です。寝ているときの呼吸音は、日常的に聞いておく価値があります。いつもと違う音がしていないか、途中で止まっていないか。
毛布に潜り込んで寝る子は、酸素が薄い状態になっていないかも見ておいたほうがいいと思います。
寝具を清潔に保つ
毛や皮脂がたまると、皮膚のトラブルにつながります。パグはしわの間が弱いので、顔が触れるところは特に気になります。
カバーは洗えるものを選んでおくと続けやすいです。しわのケアについてはパグのしわ掃除のやり方に書きました。
一緒に寝ないほうがいい場合
- 飼い主にアレルギーがある
- ごく浅い眠りで、犬の動きで必ず起きてしまう
- 小さい子どもが同じ布団で寝ている
- 犬が皮膚炎や外耳炎の治療中で、薬を塗っている
一緒に寝ないことにしても、そばに寝床を置けば距離は保てます。
寝床を用意する場合
そばに専用のベッドを置くのも一つの方法です。選ぶときに見ているのは、洗えるかどうかと、体が沈み込みすぎないかの2点です。
関節に負担をかけたくない場合は、体圧が分散するタイプもあります。シニアに入ってからは、こちらのほうが起き上がりやすいようです。
夏場は、床から離して風が通るコット型が涼しく過ごせます。短頭種は熱がこもりやすいので、暑い時期の選択肢になります。
冬の寝床の整え方はパグの冬支度にまとめました。
よくある質問
一緒に寝ると上下関係が崩れますか
一緒に寝ることそのものが問題になるという考え方は、今はあまり支持されていません。それより、日常の指示が一定しているかどうかのほうが影響します。
いびきがうるさくて眠れません
首が曲がらない姿勢にすると、少し変わることがあります。ただしいびきの音が以前より大きくなった場合は、体重が増えているか、気道の状態が変わっている可能性があります。パグのいびきに受診の目安を書きました。
一緒に寝たがらなくなりました
暑い、寝床が合わない、体のどこかが痛い、といった理由が考えられます。急に変わった場合は、体調の変化も疑ってみてください。
出典
- 環境省「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」(平成19年3月)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/infection/guideline.pdf
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